肥満はあらゆる病気を助長し、愛犬の健康を妨げます。
健康的にダイエットをさせるために、頭に入れておきたいことが2つ。
- 1週間で1%前後、1ヵ月で3~5%前後の減量が理想的だということ。
- 愛犬に必要なタンパク質量を把握し、それを下回ることがないように行うこと。
2を把握するには、計算しなければなりませんのでまずは、
犬の手作りご飯に必要な栄養素と必要量【完全版】で計算してください。
腎臓病でタンパク制限がある子は犬の腎臓病に効果的な食べ物と手作りご飯で気を付ける事で計算してください。
愛犬のためのダイエットですが、できることなら食事量を減らしたり、過剰に運動させたりしてつらい思いをさせずにダイエットさせてあげたいですよね。
この記事では、空腹感を感じさせることなく普段の食事に取り入れるだけで確実に、健康的にダイエットできる食材と、与え方を紹介していきます。
犬のダイエットにオススメな食材は寒天
愛犬や愛猫に、つらい思いをさせずにダイエットさせてあげられる!そんな最高の食材は寒天です。
寒天といえば、食物繊維が豊富に含まれていており、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含んでいるので、腸内環境改善にも期待できます。
さらに、こんな素晴らしい効能まであるんです。
- ミネラルの補給
- 便秘改善
- コレステロール低下作用
- 急激な血糖値の上昇を抑制
棒寒天、粉寒天の違い
原料は一般的に、海藻である天草85%オゴノリ15%の割合で作られています。
使い方は、水に浸けて戻してから煮溶かして使用します。
基本の使い方
- たっぷりの水に浸けながらもみ洗いしたら30分ほど水に浸し、柔らかくなったら固くしぼり、細かくちぎってから使います。
- 500mlの水やお好みの液体と、細かくちぎった棒寒天1本(8g)を鍋にいれて中火にかけます。
- 沸騰したら弱火にし、透明なるまで混ぜながら溶かします。
- 粗熱をとり、器や容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。
原料は天草、オゴノリその他の海藻が合わせられ原料になっていることが多いです。
使い方は、水に振り入れ煮溶かして使用します。
基本の使い方
- 500mlの水や液体と粉寒天4gを鍋に入れ、混ぜながら沸騰させます。
- 沸騰状態を保ちながら完全に溶けるまで2分を目安に混ぜながら溶かします。
- 粗熱をとり、冷蔵庫で冷やし固めて完成です。
個人的にオススメなのは、使い勝手がイイ粉寒天ですが、手間を惜しまない方は棒寒天を使っていただいても全く問題ありません。
寒天の取り入れ方
手作りごはんを与えている子には、白米などの炭水化物の代わりに取り入れるのがおすすめです。ボリュームも出るので、満腹感も感じられます。
その時には肉や野菜をゆで汁ごと固めて寒天ゼリーにしてあげるのがとてもおすすめですよ。
参考レシピ
ドッグフードを与えている子には、減らした分を寒天でかさ増しするのがオススメです。
ドッグフードは手作りご飯に比べて水分量が少ないことから、空腹を感じやすく、愛犬からしてみたらとても苦痛だと思いますが、寒天効果で満腹感が得られるので苦痛なくダイエットさせてあげられます。
寒天を溶かして冷やし固めたら、このように角切りにしてフードにまぜてあげます。
水分補給にもなるので愛犬のダイエットの際にはぜひ取り入れてみてくださいね。
ちなみにドッグフードよりも、手作りごはんのほうが様々な応用ができ、栄養面、安全面でも優れているので、この機会にはじめてみていただけたら嬉しいです。
ドッグフードは完全栄養食でしょ?毎日作るなんて大変だし…無理!。
という方は、コチラをお読みください。
この記事をしっかり読んでいただき、本当に安全なドッグフードを食べさせてあげてください。
手作りごはんに挑戦したいけど栄養面がわからないし…。
という方は、コチラが参考になっていただけると思います。
愛犬が腎臓病だから手作りごはんにするのは不安だし大変そう。
という方は、コチラをお読みいただけたらと思います。
寒天はおやつ代わりにもなる
太るほどの食事を与えていないのになぜか肥満になってしまった。
という声をよく耳にしますが、その第一原因はおやつではないかと思います…。
その場合は食事を減らさなくても、普段あげているおやつの代わりに取り入れることで、ダイエット効果が期待できます。
牛乳の代わりに、豆乳を使用して作る豆乳寒天。
腎臓病改善や免疫力UPに、かなりオススメの下記の竹炭パウダーを加えて作る竹炭ゼリー。
ニンジンジュースを加えて作るキャロットゼリーなど。
愛犬の体質や体調に合わせて、色々アレンジできるのがいいですよね!
ただ、寒天にも、質のいいもの、悪いものがあります。
かならず、無漂白、無着色のものをえらんであげてくださいね。
わたしが安全だと思う1番のオススメはコチラの2種類です。
寒天の与えていい量の目安
基本的にこれといった決まりはなく、どれぐらいが適正かというのは判断がむずかしいようですが、本来は有益に働いても、過剰摂取すると危険な栄養素であるヨウ素が含まれているので、あげすぎには十分注意してくださいね。
ちなみにヨウ素15㎍は、粉寒天0.7gです。
2.3㎏の愛犬まろんで例えると、1日に必要なヨウ素は34.5㎍。
なので1日、粉寒天1.4g(ヨウ素含有量30㎍)であれば許容範囲ということが分かります。
ですが普段、昆布粉末や、海藻類を取り入れている場合は、ヨウ素の過剰摂取になってしまう恐れがあるので、甲状腺機能低下症を抱えている愛犬は、注意してくださいね。
このスケールが粉末類を計るのに便利で愛用しています。
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さいごに
いかかでしたか?
少しでも参考になっていただけたら嬉しいです。
愛犬に辛い思いや我慢をさせることなく、健康的に、確実にダイエット頑張りましょう!
何か気になることなどあれば些細なことでもいいので、お問い合わせくださいね。
愛犬のためにと必死で頑張っておられる方は、わたしでよければ全力でサポートさせていただきます!ではまた。
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