愛犬の手作りごはんのトッピング、ドッグフードへのトッピングに取り入れる方も多い野菜。
みなさんはどのように調理し与えていますか?
犬は野菜などの消化が苦手なので、できるだけ細かくして消化に負担を掛けないことが大切です。ですが、
毎回犬ご飯を作るたびに野菜を細かくしたり、ベーストにしたりするのはめんどくさい!
という方がほとんどだと思いますし、わたしもそうなので今回は1~2か月分をまとめて作って冷凍保存!使いたい分だけ取り出せる!野菜ペーストの作り方をお伝えします。
犬ごはん用野菜ペースト8種の作り方
ジップロックに入れ替えたら、しっかりと空気を抜いて冷凍保存してくださいね。
オクラペースト
1.よく洗いヘタと先っぽを切り落とします。
2.フードプロセッサーでペーストにします。わたしはコチラを愛用しています。
3.ジップロックに入れ替え、下から上に押し上げるようにして空気を抜きながら平らにし、ジッパーを閉めます。
4.菜箸などで跡をつけたら冷凍庫で凍らせて完成です。
里芋ペースト
1.竹串がすっと通るまで茹で、粗熱がとれたらジップロックに入れ替え、上から押さえつけて潰します。(軽く洗って皮付きのまま茹でると皮がするんっと剥けてラクチン)。
2.このままでは空気がたくさん入ってしまっているので、一度下に寄せ集めます。
3.跡をつけて冷凍庫で凍らせたら完成です。
ベビーケールペースト
洗って、生のままペーストに。
画像のように薄くのばせば、跡をつけなくても手でパキッと割れますよ。
チンゲン菜ペースト
1.洗ってさっと茹でこぼし、粗熱が取れたらペーストに。
ブルーベリーペースト
1.洗って生のままペーストに。
ヨーグルトにトッピングしたり犬おやつの材料としても便利ですよ!
カボチャペースト
1.茹でて粗熱がとれたらペーストに。
つるむらさきペースト
1.洗って茎と葉を分け茎を約1分、葉を約15秒ほど茹でこぼして粗熱が取れたらペーストに。
もずくペースト
1.生のままペーストに。
以上になります。他にも、
- ニンジン(生)
- 山芋(生)
- キャベツ(茹で)
- サツマイモ(茹で)
- ベビーリーフ(生)
なども同じ要領でペーストにして跡をつけるか薄くのばし、冷凍保存しています。
今回使用した野菜は、すべて無能薬、放射能検査済みの安全あんぜんな野菜です。
できるだけ化学物質の影響を受けずに、自然にそって作られた野菜や肉などには、わたしたちの想像以上に素晴らしい効果があります。
スーパーに並ぶ綺麗な野菜たちはそのほとんどが農薬まみれ。
そんな野菜をあげるのなら、与えないほうがいいと私は思います。
犬に野菜は必須ではありませんから。
ですが、野菜には愛犬の健康を手助けする効果があるのも事実です。
犬に無農薬野菜って…と思われるかたが多そうですが、体が小さい分、人間よりも農薬などの化学物質の影響を受けやすいのです。
スーパーに並ぶ肉には、ホルモン剤などが多量に投与されていることも多く、本来の自然に育てられ作られた肉とは、全くの別物だと思っています。
手作りご飯を作る際のタンパク質選び。
アミノ酸スコアも大事ですが、それ以上に大切なのは、質のいいタンパク質を与えることだと私は思います。
口に入るものは間違ってはいけない。
まさにそのとおりですね。
かなり多くの商品があるにも関わらず、探しやすく、毎回ワクワクします。
愛犬のご飯は基本的に朝ごはんは一か月分作り置き、夜ごはんは毎日手作りスタイルなんですが、秋川牧園さんは愛犬のご飯を作るには、もうなくてはならない存在です。毎月1度は必ず利用させていただいています。
犬ごはんにトッピングする際の与え方
手作りごはんにトッピングする場合
毎食一回分づつ作っているのなら、火を消して熱々の状態のできたて犬ごはんに、冷凍庫から必要量取り出し加えて混ぜればカチカチの野菜ペーストも溶け、ごはんも程よい温かさになります。
作り置きスタイルの場合も、温めなおした犬はんに必要量取り出し加えるだけです。
ドッグフードにトッピングする場合
ごはんを与える1時間ほどまえに必要量取り出し、冷蔵庫で解凍する。
又はドッグフードに凍ったままの野菜ペーストを加え、お湯をかけて与える。
尿路結石症のリスクを減らすためにも、フードをふやかして与えるのはとてもおすすめです。
手作り野菜ペーストはどれぐらいもつ?
1~2か月は持ちます。
ただし、今回紹介しているジップロックで冷凍保存した場合です。
作り方の冒頭でもお伝えしていますが、しっかり空気を抜いて密封保存することで、酸化しにくく、栄養を損なうことなく保存できますよ。
ジップロックではなく、氷皿で冷凍保存する方法も見かけますが密封できず、常に空気にさらされている状態のため酸化しやすいので、わたしなら二週間で使い切ります。
トッピングとして与える量
2.3㎏の愛犬まろんには、3~4種類の野菜ペーストを加えています。
1食に、だいたいこれくらいの野菜ペーストを加えています。
最後に
犬の手作りごはんを作るうえで大変だと思うのが毎回、野菜を細かくしたり、ペーストにすること。
洗い物も増えるし、購入してから使い切るまでに鮮度も、栄養も落ちてしまいますよね。
そこで思いついたのがこの方法です。
一回作ってしまえば鮮度も保てるし、使いたい分だけ取り出せるのもイイし、当分作らなくていいからラクできます。
そして犬は野菜やフルーツを消化するための、消化酵素を持っていません。
そのため固形のまま与えると、便にそのまま出てきてしまうことがよくあります。
固形のままでは摂取しても消化、分解することができないのです。
みじん切りにしてあげている方が多いですが、いくら細かく刻んでも消化、吸収はあまりよくないと思います。
それどころか、愛犬の臓器に余計な負担がかかってしまうことも。
なので、その負担を減らし、栄養素の吸収を高めるためにも、果物や野菜はペーストにしてあげるのがベストです。
愛犬に必要な肉や魚の量に悩まれている方は、犬の手作りご飯に必要な肉魚17種の給与量まとめが参考になるかと思います。
ありがとうございました。ではまた。
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