愛犬には人間よりも多くのカルシウムを必要としますね。
最近は、愛犬の食事に手作りご飯を取り入れる方も多くなってきましたが、それと同時にカルシウム不足、反対に過剰摂取してしまっている愛犬たちが増えてしまっています。
なぜなら、ドッグフードにはカルシウムが添加されており、メーカーによりですが多少不足したとしてもそこまでの影響はありません。
ですが、手作りご飯ではカルシウムを補う食材を取り入れてあげないと想像以上に危険だと言えます。
魚や小松菜などカルシウム含用率が多い食材を取り入れていても、愛犬が必要とする量にはかなりの量をあげないと到底足りません。
そこで今回は、簡単に作れる卵殻パウダーの作り方を紹介させていただきます。
卵殻パウダーの作り方
ネットショップには沢山の種類が販売されていますが、その安全性を確かめる方法はありません。
自分で作った方が安心してあげられると思います。
使用する卵殻は、無投薬で飼育された鶏の卵がおすすめですよ。
材料
・卵殻好きなだけ 今回は3個分
作り方
1.卵殻を用意したら、まずその卵殻の内側にある薄皮をできる限り排除します。
この時、水にくぐらせながらだとはがしやすいです。
2.薄膜をはがしたら約10分間、沸騰殺菌します。
3.キッチンペーパーを敷いた耐熱皿の上に沸騰殺菌した卵殻を重ならないようにのせてレンジで4分程温めます。(4分は目安です。要するに卵殻が完全に乾燥するまで温めればOK)
4.完全に乾燥させた卵殻を粉末状にします。
(すり鉢で粉末状にするという方法もありますがかなり大変…なのでわたしはマジックブレッドのフラットブレードを使用して粉末にしています。)
5.保存瓶やジップロックに移し替えたら完成です。
卵殻パウダーのカルシウム含有量
- 0.1gで36㎎
- 0.2gで72㎎
- 0.3gで108㎎
- 0.4gで144㎎
- 0.5gで180㎎
- 0.6gで216㎎
- 0.7gで252㎎
- 0.8gで288㎎
- 0.9gで324㎎
- 1gで360㎎
上記がわたしが調べ上げた限りでの含有量になります。
筆者の愛犬まろん2.3㎏のカルシウム必要量(242×2.3=約550㎎)を卵殻パウダーで補う場合に一日に必要な卵殻パウダーの量は、1.5~1.6gということがわかりますね。
この卵殻パウダーを取り入れるようになってから購入したのがこの計りです。
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卵殻パウダーを与える際に気を付けること
カルシウムサプリとの兼用や、わたしが手作りご飯をはじめるならまずはこれをと、おすすめさせていただいている手羽先の先との兼用はやめたほうがいいです。
もちろん、愛犬に与えているカルシウム剤のカルシウム含有量を把握したうえで、足りない分を補助的に補うのでしたらいいのですが…ハッキリ言ってそこまで把握しあげている飼い主さんは少ないです。
それに犬のカルシウム剤なんて…。
人間用のサプリメントでも、その安全性が不確かなものが多くありふれるのに、その人間の規制よりも、はるかに緩い規制の中で製造される犬用サプリメントは、一歩間違えれば命とりですよ。
そのサプリメントを製造するために、どれほどの添加物が使用されているのか。
人の食品とは比べ物にならないほど質の悪い原料が使用されていることも多いので、現在愛犬に与えているサプリメントの原材料を、一度再確認していただけたらと思います。
再度その安全性を確認しても分からないという方は、分からないのではなく、真剣に調べようとしないだけです。
わたしも同じ場所からスタートし、その中で数々の壁にぶち当たり、苦しみました。
その苦しみは尋常ではなく、飼い主であるわたしの選択一つに愛犬の命がかかっているという重さを常に感じていたからです。
そして数々の犬用サプリメントが売り出されている中で、本当に犬の体に合う、本当に健康を考えた商品。
それを見抜ける自信のない方は犬用サプリメントはまず、取り入れないほうが愛犬のためです。
これはドッグフード派の方、手作りご飯派の方の愛犬たちに共通して言えることです。
カルシウムとは話がずれてしまいますが、これだけ犬用サプリは危険だと発信している筆者の愛犬まろんにも、切らすことのできない必須サプリメントはあります。
さんざん調べ、やっとたどり着き、その効果も実感していて、もう何年も欠かさずに毎日与えています。
そのサプリについても近々記事にさせていただく予定ですが、気になる方はお問い合わせ下さればお話させていただきます。
ありがとうございました。ではまた。
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